ジャパンインターナショナルボートショー2007 一部レポート | 2007/03/21 |
国内最大規模のボートショーから主要なメーカーをレポート |
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■YAMAHA - ヤマハ発動機株式会社 - http://www.yamaha-motor.jp/marine/lineup/
ヤマハからは船外機、ボート、マリンジェット、そして各種マリンギア、グッズが展示されていました。
これがプレスリリースを紹介した「F350」。V型8気筒エンジンとして考えるととても珍しい60度のバンク角ですが、コンパクトな形状にするために必須な要件だったと理解できます。3基まで同期できる5.3Lのエンジンですが、あわせて1万5千ccというのは長距離トラックもびっくりな排気量。燃料は無鉛プレミアムガソリンです。動かすたびにゴムボートが買えそうですね。
ここに並べてあるマリンジェットは150馬力くらいあり、200万円程度で2〜3人掛けできるようです。バイクでの一人旅よろしくこいつで遠乗りするオーナーもいらっしゃるそうで、マネするつもりはありませんが、たいしたもんですね。一級小型船舶免許を持っていても操船できず、別途特殊小型という免許を取得しなければならなくなっていることを、この日知りました。
ヤマハブース本体からはちょっと離れた場所に展示されていたUF-27 I/B。トヨタ製ディーゼルエンジンをインボードに積むフィッシングボートです。
内装です。どう評価していいかわかりません。ご覧ください。
こちらはYF-23EXにFT60を2基装備。FT60というのはFT60Dのことなんでしょうか。
船外機を設置する部位は、そのパワーに応じて強度を変えるそうです。ということは、1基でかまわない場合は1基掛け専用設計のボートを買うほうが無駄がないと思います。2基にすることを考えたボートを買ったところで、いざ2基にするときに片方だけ新品と言うのもいびつじゃないですか。
内装はこんな感じです。UF-27 I/Bとあまり変わらない印象でした。このボートの値段はわかりました。税込み4,923,450円です。
AERO GEAR 21。なんだか自動車のコクピットのようで面白いです。例えばレンジローバーというクルマはクルーザーをイメージしたダッシュボードになっていますが、逆のトレンドもあるわけですね。クルージングボートということですが、釣りもできますよね。本当に走り回るだけの船だとしたら、港町の凋落が激しい日本では意味がないと思いますので。
ラクシア。ゴージャスなボートでした。
ブリッジです。船外機が2つある関係で、メーターの数がいっぱいになっています。
こういう内装を見ると、もうここに住めばいいんじゃないかと思いますね、ホント。
他にトピックとして、ヤマハは大手メーカーとして唯一、子供の遊べるゲームを用意していました。海面に現れるゴミを踏み潰すと言う体感ゲームです。ゴミを海に捨てないという感覚が身につくと思います。
全ラインナップを出展していたのでまだまだ写真はありますが、とりあえずヤマハはこのへんで。
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